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未破裂脳動脈瘤のクリッピング術 手術の日のこと4

そこからは何となくうとうとしてしまっていたからか、あまり覚えていません。
とにかく、おなかがすいたのだけは覚えています。

少しして主人だけ残ってみんなは帰って行ったと思う。
主人もどのくらいいてくれたのか。
夕飯の時はまだいてくれて、
「やっとご飯だね。良かったね。」
って言われた気がする。
でも、食べやすくお粥にしてくれてあったはずなのに、完食できなかったな、たしか。

そこからはあまり覚えていないので、寝てばかりいたんだと思います。

ハート型のこぶにクリップ二つかけて、根本は補強してくれた手術。
癒着していた血管もきれいに剥がれたとのことで、万が一の手の麻痺もなく、近くのゴッドハンドによって、私の寿命は延ばされました。
このごほうび人生を大事に生きていきたいと思った今回の出来事でした。


おわり
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未破裂脳動脈瘤のクリッピング術 手術の日のこと2

待合室で薄いヘアキャップを被りました。
手術するよー、って感じです。

大きな大学病院なので、待合室から先は手術室がずらっと並んでいました。
看護師さんと話ながら、歩いて奥の方、8番目くらいの手術室に入ります。

最初に手術室を見た感想
『え、台しかないじゃん。台、狭っ!』
機器はどこからか出てくるのか、広い空間に手術台が置いてあるだけの印象でした。
もしかしたら緊張して台しか目に入らなかったのかもしれません。

「では、ゆっくり乗ってくださいねー。」
と言われ、狭い台に横たわりました。
手が落ちるかと思ったけど、そこまで狭くはなかった(笑)
すぐに術衣をベリベリとはがされ、コード類をペタペタ貼られました。
そのあと酸素マスクをはめてくれたんですがなんかしっくり来ない。
ペタッと密着してるみたいで息苦しい。
手術する前に窒息死しちゃうんじゃないかと焦る。
(今思うと、んなわけない)
「すいません、これ酸素出てるんですか?!」
と聞いてみても、マスク越しで声出てないし、まわりの機器の音でかき消される。

マスクをつけてくれてる看護師さんが気づいてくれて、
「ごめんなさいね、頭が小さいみたいでベルトがなかなか安定しなくて。」
「いえ、息が苦しいんです!これ出てるんですか?!」
「あ、麻酔はそこから出ないのよ。酸素マスクだからね。麻酔は点滴から入れるからね。」
「通じない…。もうだめだ。」(ここで記憶途切れる)

続く


未破裂脳動脈瘤のクリッピング術 手術の日のこと1

人生初の手術、しかも頭部と言うことで、その日のことを記録しておこうと思います。

手術は月曜日の朝から6時間ほどの予定でした。

前日は夕食後から断食。9時以降は水分もダメ。
夕食が6時半頃だったので、夜はけっこう長かった。
特に緊張するでもなく、お腹減ったな、なんて考えながら、9時の消灯後はちょっとスマホをいじってすんなり寝ました。

寝たのが早いから当然起きるのも早く、起床時間の6時までスマホをいじって時間潰し。
朝食も来ないし暇だなぁ。

手術後はしばらくシャワーができないので、手術前に入ってくださいとのことで、7時半から朝シャワーしました。
シャワー後はそのまま術着に着替え、エコノミー症候群予防の圧縮ソックスを履きました。

しばらくして先生が来て、点滴の確保。
いよいよって感じです。

手術は朝9時から。
8時半頃、主人到着。
終わるまでポケベル持って待機していてもらいます。
昼頃、実家の母がお弁当持って来る予定。
子供達も都合がつき次第来る予定です。

手術室へは10分前頃移動。
一旦病室を空けなければいけないので、貴重品は主人に預け、キャリーをナースステーションに預けました。
移動は看護師さんから説明を受けながら、主人と歩いて行きました。

手術室の待合所からは主人は入れません。
自動ドアでバイバイです。
正直少しだけ、『手術が失敗して目覚めなかったら、これが最後の姿か』という気持ちはありました。
でも、先生と病院に対しての信頼も大きかったので、そう思ったのはほんの少しです。

続く
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